彫らなくてもできる版画、リーフプリントのインテリア

夫の海軍入隊当時の写真を元にしたゴム版画も、夫のらくがきをこっそり写したリノリウム版画も、彫ったあとはこんなものを使って刷っています。

b0208652_1134232.jpg


ブロックプリント用のインク(右上)をブレイヤー(右下)でのばし、ペーパーを乗せてバレン(左上)で均等に圧力をかけてはがします。道具の特徴や使い方などは、今度実際に刷る時に詳しい記事にしようと思っています。

ゴム版画もリノリウム版画も去年のバレンタインに彫ったものですが、実はこれらの道具はうーんと前から持っていました。これを見て、私もやってみたいと思ったからです!

リーフプリント(leaf print)はマーサ・スチュワートの「Encyclopedia of Crafts」にも、日本でも人気のロッタ・ヤンスドッターの 「Lotta Prints」にも載っています。

いずれの本でもブラシを使って葉っぱにインクを乗せ、ブレイヤーで擦っています。でも実際にやってみたら、ブラシのストローク(通り道の筋)がどうしても残ってしまったので、これならどうだろう、と思いきってブレイヤーでインクを付けちゃったのでした(ここでも自己流・笑)。

ペーパーの上を転がすためのブレイヤーをもう一本買いに行った時にたまたま見つけ、こっちの方がいいんじゃないか、と思ったのがバレン。小学校の版画のときに使った、竹の皮を張ったあれです!アメリカ版は丈夫なナイロンが張ってあります。

バレンは「馬連」なのですが、そのまま英語でも「baren」で通っているんです。さすが浮世絵の国。木版画(woodblock printing)と言えば日本という感じで、浮世絵(Ukiyo-e)とほとんど同義語なくらいなのです。

リビングルームに赤を取り入れていた時だったので、赤に少し黒を混ぜて深みを出したインクでモンステラの葉を刷りました。

b0208652_1263966.jpg


たくさん刷って気に入ったものを3枚フレームに入れ、しばらくソファの背の壁にかけていたのですが、写真はこれしか見つかりませんでした。ちなみに赤いタータンチェックのお馬さんも私の手づくりのぬいぐるみです。

自分で彫らなくても、凸と凹がはっきりしてさえいれば何でも版画になるんだな、と目からうろこ体験のリーフプリントだったのでした。葉っぱは葉脈がくっきりとしている裏側の方がキレイに模様がでます。

インクはブロックプリント用でなくても出来るし、スタンプ用のインクパッドでも可能です。こんな大きいものだと構えてしまいますが、小さい葉っぱでカードのデザインにするくらいなら気軽に挑戦できるかもしれませんね。

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by marikobrown | 2011-02-04 12:26 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(22)
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Commented by retrojunkie at 2011-02-04 12:53
このspeedballのバレンは私の通う画材屋さんにはなかったなあ。
凸と凹がはっきりしてさえいれば何でも版画になるんだな<確かにそうですよね。ペーパークリップも根気さえあればプリントできますしね(!)この間見たので面白いなと思ったのは、ペディキュアに使う足の指にはめるあれ(名前が出てこない・・・)をスタンプみたいにして押したプリント。面白い柄でした。
私達、こうやって道具を揃えてはどんどん深みにはまって行くんですね・・・(笑)
Commented by marikobrown at 2011-02-04 16:58
retrojunkie様、
いつものBlickで購入しましたよ。たしか20ドル近くして、高いなあとは思ったんですが、版画以外にも薄紙を均等に広げたり、すき間が入らないように広い面をのり付けしたりと、クラフト全般に使って元を取ろうと(?)しています。意外と便利かも。

足の指の間を開くフォームのあれ(私も名前が出て来ない・苦笑)ですね。フォームスタンプってものがあるから、アリかも!あのまんまの形をスタンプしてたんですか?ワッキーな人もいるものですね。
Commented by ORIKO at 2011-02-04 17:09 x
「凹凸がはっきりしていれば版画になる」
私もそこに一番反応しました。(^・^)
何だか、目からウロコです、、
しかも「馬連」を目に浮かべたのって何十年振りですね~。
今改めて見てみたら、かなりかっこいい道具に見えるような気がします。
すぐに使う予定はないけど、なんか欲しいかも・・・。(^・^)
Commented by Petit Bonheur at 2011-02-04 21:39 x
自分で作る作品も良いけれどこうやって自然の物を使うのも素敵ですね♪
「葉っぱは葉脈がくっきりとしている裏側の方がキレイに模様がでます」←やる前にこう言ってもらえると間違えなくて良いですね!私みたいな単純な人は【葉っぱを使う=表を使う】なんて思っちゃいますもの(笑)・・・私だけかしら?(苦笑)
Commented by yumilina at 2011-02-05 00:04 x
あ、バレン登場!
アメリカにもあったんですね。実は香港の画材屋にも会ったんですよ。こっちでは何というのかしら?
バレン、、、日本が誇る道具ですね!
リーフプリント知りませんでした。
葉っぱの代わりに魚を使ったら魚拓ですね。
Commented by makipon at 2011-02-05 00:57 x
こんなに大きなモンステラを!
これは思いつかなかったです(^o^*)
(普通の)葉っぱなどはあっても、そうかぁ。目からウロコです。
今度やってみよう(*^_^*)たのしそう~
モンステラ、大好きなんです



Commented by ks_1119 at 2011-02-05 09:18
確かに凹凸が有るのもはこういう事が出来ますよね。
気が付くかそうでないかが分かれ道でしょうかね。
Commented by 雅風 at 2011-02-05 09:45 x
慎重さが必要な作業だっただろうなと思いますが、とても綺麗に葉脈が表現されていますね。小さな葉を使ってカードの飾りにするのもいいかもしれませんね。タータンチェックのお馬さんも可愛いです。
馬連も浮世絵もそのまま通じるってなんか素敵だし嬉しいなって思いました。
Commented by ムームー at 2011-02-05 14:29 x
バレン懐かしい名前です~
凸と凹があれば、確かにそうですねぇ~
とっても綺麗に出来ていますわ。
そして、お馬さんも素敵!
沢山の作品がありますね、ギャラリーmarikobrownさん~
Commented by めぐお at 2011-02-05 16:11 x
marikoさん、こんにちは。道具の写真、絵具たちが等間隔で並んでいて、marikoさんの几帳面さを感じます!しかしmarikoさん、本当に多種多様な道具をお持ちなのですね。そして使いこなしていらっしゃる。ゴッドハンドですね!

バレンがアメリカで通じる単語とは知りませんでした。私も雅風さん同様、日本人としてとても嬉しく思います♪

赤いカーテンの写真、風にそよぐ白いレースカーテンと、手前に写っている植物さんが、日常の何気ない景色を切り取ったような雰囲気で、素敵な写真だなぁと思いました。なによりも、いつも片付いていることがスバラシイ!

モンステラ、赤に深みを出すために黒を混ぜたところがまたmarikoさんらしい一工夫だなと感じました。marikoさんの作品は、「マニュアルのまま」ではなくて、いつも「marikoさん流の一工夫」があると思っています。もちろん良い意味ですよ♪
Commented by bambi at 2011-02-05 18:04 x
ミントグリーンの件、とってもわかりやすい説明ありがとうございました!お礼が遅くなってしまってごめんなさい。ゆっくりコメントが書ける時間がなくって・・

ウォールマートバージョンなんですね!
徹底しているってことは、、つまり今ある限りってことですよね。
私、限定品、廃盤、とかってことばにっても弱いのです・・^^。

白で揃えたいなーって気持ちもありますが、、貴重なミントグリーンも是非手に入れたい!と思っちゃいました(笑)

貴重な情報本当にありがとうございました。
それとあと、、箱に書いてあったMARTHA STEWART CRAFTが白いバージョンで、グリーンはCRAFTがCREATになっていまた。なんでだろう?とは思ったのですが、あまり意味ないですかね?

友達にもポチをお願いしています(笑)
参考になったのでお礼のポチっ、カンドーした!のポチって感じで^^。私もmarikoさんの順位が上がってくれるのが嬉しいです。

バレン、、懐かしいですー。そっかーこれも日本が世界に誇れる一品なんですね。当時はかなりぞんざいに扱っていたと思いますが、反省ですね。。(笑)
Commented by ゆっきー at 2011-02-05 18:45 x
はがきサイズのゴム版画、彫るのに根気がいりますよね
でもきっと彫り始めたら夢中で最後までって感じだったんだろうなぁ~(夜中に??)
リーフプリント、色がとってもステキ♪
お部屋にばっちり合ってますね
あ!リクエスト~!!
お馬さんのアップ写真が見たいでーす(^O^)
***
缶切り、GETしました!勿論さっそくやってみましたよ~
もう感動だわーありがとう♪
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:03
ORIKO様、
いまさらながら、カッコいいですよ、バレン。いまだに数少ない職人さんが、一から手で作っているみたいです。ペーパークラフトをやっていると薄紙を均等に広げたり押しつけたりという作業がよくあるけれど、そんなときもバレンで螺旋にくるくる、なんていうのがよかったりします。版画をしなくても出番アリ、です。
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:08
Petit Bonheur様、
マーサ・スチュワートのクラフト本や雑誌を見ていると、葉っぱやお花、貝殻、松ぼっくりなど、自然のものを使ったクラフトがたくさん紹介されているんですよ。かわいいし、記念にもなりますよね。私もリーフプリントの他、押し花や松ぼっくり細工などをやってみました。マーサには影響されっぱなしです(笑)。
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:16
yumilina様、
魚拓!そうですね、あれも天然の版画ですね。版画、自分でゴム版やリノリウム版を彫らなくてもけっこう出来そうです。

日本が誇るバレン、香港にもありましたか。もともと漢字のものだから、馬連かな?画数多い漢字バージョンで(笑)。考えてみたら、浮世絵は版画だったからこそ広く海外まで安価に出回ったわけで、言ってみれば江戸時代の美術大使ですよね。アメリカ製のツールやマテリアルを使う私のカジュアルなゴム版画も、一応日本の伝統を引き継いでいることになるのかな(言い過ぎ・笑)?
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:20
makipon様、
モンステラは切れ目が入ったり穴があいたりしていてシルエットがいいから、プリントにしたらおもしろそうだなって思ったんです。モンステラ、育てやすいし年中緑だからいいですよね。お部屋に合わせた色のインクでぜひ試してみてくださいね。
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:22
ks_1119様、
手形、足形...やろうと思えば顔でも出来る(笑)?思い付いたもん勝ちですね、アートやデザインは。次は何でやってみよう?
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:28
雅風様、
最初は加減が分からず、部分的にしか写らなかったり、逆にインクべったりで何がなんだか分からなくなったり。何度も繰り返しているうちにコツがわかってきました。スタンプなどもそうですが、たくさん刷ってトップの数枚を採用、くらいのスタンスがよさそうです。

「スシ」、「サシミ」だけではなかったんです(笑)!「ツナミ」(津波)も一般市民に浸透。要するに言い換えの英語が見当たらないわけです。写真を始めて、「ボケ」もそのまま英語として使われていることを発見しました。美術用語になっているのはうれしいですよね。
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:32
ムームー様、
うれしい!ほんとはお家全体をギャラリーのようにしたいんですよ。でも「掃除がラクな部屋作り」と矛盾したモットーも持っていまして(苦笑)。季節ごとに入れ替えたりしながら、好きな空間を作っています。

バレン、懐かしい響きですよね。普通、小学校を卒業したら実物にはもちろん、名前も聞かなくなりそうなアイテムです。クラフトに意外と使えるのですよ〜。
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:42
めぐお様、
いつかブログに載せるなんて思ってもみない何年も前の写真で、おそらく2枚のバランスチェックのためだけに撮ったと思われるのですが、そう言っていただけるとうれしいです。扇風機なんて所帯染みたものまで写っていて(笑)、どうってことのない日常の一枚なのですが、こうやって今見ると「あの頃の感じ」がふわっとよみがえってくるものですね。手前に写っているベンジャミンはとっくの昔に枯らしているし(苦笑)。

「スシ」、「サシミ」、「シャブシャブ」以外の日本語が浸透していると知るのは日本人としてうれしいですね。アート用語だったりするとなおさら。私のバレンはアメリカ製ですが(苦笑)、誇りを持って使いたいと思います!
Commented by marikobrown at 2011-02-06 11:56
bambi様、
言われてみて、今、見てきましたが、ほんと、ウォルマートバージョンのミントグリーンのパッケージではクリエイトとなっていますね。流通の名目上のことで、品質には関係ないと思います。bambiさん、ナイスキャッチでした(笑)。

ウォルマート版、マイケルズ版と、まったく同じで色やパッケージだけが違うものが大半だったのですが、ウォルマートにしかなかったもの、逆にマイケルズにしかなかったものなどもありました。ウォルマートではアルバムとシールやラベルなどがセットになったスクラップブックキットが扱われていて私も何冊か買いました。今見つけたらかなりラッキーだと思います。

いつも応援、ありがとうございます。ブログ村では「目指せハンドメイドブログ10位以内」が叶ったのですが、5位の壁が分厚いようです。上位の方は出版されたり、ショップをお持ちだったり、芸能人だったり...私のような主婦の片手間の趣味のブログでは太刀打ちできません。が、現状で満足しています。引き続き、応援よろしくお願いしますね。
Commented by marikobrown at 2011-02-06 12:00
ゆっきー様、
やっぱり行動が早いなあ、ゆっきーさん。さっそく缶切りゲットですか!ペン立て作り、止まらなくなりそうですね。ツナ缶バージョンなども、楽しみにしています。

お馬さんのアップですね、かしこまりました!今もコンソールテーブルの上に飾ってあります。夫がサマンサという名前を付けて、「ヒヒーン、パカッ、パカッ」と言いながらよく遊んでいます。
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